久々にアーチェリーの試合なんかに出てみました。MSYAです。こんにちは。
実は少し前から矢を新しく購入し、一から練習しなおしていたんですが。いや~まだまだ練習不足というか。試合で点出せるほどの復調は出来ませんでしたね。
ま、試合に出るのではなく純粋に自分の限界に挑戦したいというか、かつての自分の記録を抜いてみたい一心で練習を始めたので、逆に課題が見つかりよい試合だったと思います。雨天により途中で中止になってしまいましたが。
その試合に行く途中にラジオで映画の新作情報をやっていたので、今日はそれについて。
映画の紹介をしていたのは
安部譲二さん。
この人が結構凄い経歴の持ち主の人。中学校時代からヤ○ザさんとつながりがあり、下働きをしていたせいで第一志望の高校を入学拒否され、何とか入ったところも早々に退学処分になり、当然の流れでヤク○さんの構成員になり、服役まで果たしている凄いお方。
服役中の体験記「塀の中の懲りない面々」なんていうものがベストセラーにまでなっているのです。
公式HPには履歴書が掲載されているんですが、確かにお遊びではあると思うんですけど、普通なくないですか?
1981年 足を洗い、堅気になる
とか書いている人。
そんな人だから、生放送ではアシスタントとかインタビュアーは苦労するらしいです。
具体的な例として、昔伊集院光が挙げていたのが、安部譲二さんに「死ぬまでにもう一度食べてみたい料理ってありますか?」って質問に対して
香港の
留置所で出た海老の頭と尻尾の入ったお粥だと答えたとか。
グルメの話なんだから、お店の紹介とかしなきゃいけないだろうにもう一度食べるハードルが高すぎるってのね。
それでももう一度食べたいと思った安部譲二さん、留置所の近くまで行って仕方がないから近所の料理屋さんに入ったらそこは海老の食い放題をやっていたそうで、頭や尻尾がバケツいっぱいに捨てられるのを発見。あぁここにあるエビの残りをお粥の材料にしていたのだと気づいた譲二さん、
まだ塀の中にいる仲間に届けって思いながらちょっと身を多く残したまま捨ててきたなんて話を楽しそうにしたとか。
お昼の情報番組としては完全に暴走しちゃったトークです。「王様のブランチを見ました☆」って宣言したら1000円安く食べられるような代物でもないですしね。
他にも現在の作家生活に繋がったのは、少年院にいた頃に本をたくさん読んだからだという話から広げるために、「でも他の少年院にいた人はそういう本とかは読んでなかったでしょう?」と聞いてみたら
僕は入ったらすぐ一人用の部屋に閉じ込められていたから、他の人が何をやってたかは分からないんだね
という、あんまり広げようがないというか、広げちゃいけないコメントが返ってきたりととにかくハンドルの切りにくいお方だそうです。
さて、そんな安部譲二さんが紹介していた映画は・・・SAW2。
前に
SAWについては紹介しましたが、かなり心臓に悪いサイコスリラーでして、SAW2はその続編。
ショッキングな映像も多く、賛否の分かれる作品だと思います。
案の定(?)安部譲二さんはこの映画が偉く気に入ったようで、力の入った様子で、こんな感じに薦めていました。
「凄いよ~この映画は。
でもね、
僕はもっと凄いのを見てるから平気だったよ
指きりげんまんなんて怖くないよー
僕が今までに見たものを映像化したら
もっと凄い映画が出来るのにねー」
ってさ。
もうそれ、映画の紹介じゃないじゃん。
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MSYAは安部譲二さんの隣で必死にCMにいこうとしている女子アナさんを応援します。みなさんはこんな映画紹介だったのにSAW2を見たくなってしまった僕を出来たら応援してください。