実習も二週間が終わり、やっと自分の教壇実習を控え少し緊張気味のMSYAです。こんにちわ。久々の更新で申し訳ないです。ネタは溜まっているんですがね・・・
ということで、今日はうちの実習生のお話。
自分の母校で僕は教育実習をしているんですが、つまり高校の時からの先生が大多数残っています。私立ですしね。
そして、化学を教えるある先生が不評でした。
事前にやったことを確認しないで教え始めるから新しい概念の説明がなされなかったり、そのままやらなかったり。そんなで、分からないから寝てしまう生徒が続出。そしてより分からなくなるという悪循環。
僕らが高校生だった時には、「そこはまだ習ってません!!」という抗議に対して、
にんまりと笑って流す独特の顔が
馬に似ていることから馬というあだ名で通っていました。
そうすると、いやがおうにもその先生の代わりに授業を教える実習生に生徒の期待が集まります。実習生で化学を担当してた女の子もそれを自覚してて少し緊張した面持ちです。
授業の内容は、化学式を見てどれくらいの物質が出来るか予想するというもの。
ただ、この授業には高校で化学を習った人は覚えている人も多々いると思いますが、モル(物質量)という考え方が非常に重要です。ところが、教えている途中で生徒からモルを習っていませんという声が上がったそうです。
モルについては教えてあるから大丈夫と先生に言われていたから、どのように説明するか十分に準備をしていなかったその子は授業中にシドロモドロになってしまったそうです。
そして、授業後の先生から
「ちょうどモルを教える授業を次の時間、俺がやるから見に来い。参考になるだろう。」
やはり、不評とだったとはいえもう何十年も教師生活を続けてきたベテラン流石です。ということで、その先生の授業をその子は見に行くことに。ちょうど、僕もその授業を見学しに行く予定だったので、一緒に参観しました。
ところが・・・・・
一時間授業を聞いて
一度としてモルのモの字も出ない
ちょうどモルを教える授業を次の時間、俺がやるから見に来いって言ってたのに?二人してポカーンとしていると先生が感想を聞きにきた。
「先生、モルについて説明するって仰ってませんでした?」と聞いてみると。
いつもの様ににんまり
えぇ!?なんで笑うの?勘違いとかでもなくて?
何故自信たっぷりに、してやったりって感じの笑顔を浮かべているのでしょうか?
とりあえず、先生が相変わらずだということはこの授業で分かりましたけど。
とはいえ、高校生時代分かりにくいと小ばかにしていた先生達の授業も実際自分がやるのと比べれば遥かに高いクオリティーであるのだと感じさせられる部分も多々あります。
思った以上に教えるって大変ですよ?
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