タモリがやっている奇妙な方を見損ねたので、TSUTAYAで借りてきました。MSYAです。こんにちは。
ということで
世にも不幸せな物語を見ました。
劇場公開しているときから見たかったんです。
このお話の主人公は、突然の火事によって両親を失った不幸せな三姉弟妹。
長女のヴァイオレットは発明の天才。長男のクラウスは本の虫。末っ子のサニーは何でもかじってしまう、
アラレちゃんでいうガッちゃん
三人には両親が残した莫大な財産が相続されることになるのだが、しかしジムキャリー扮する後見人オラフが財産目当てに三人の命を狙う。
オラフから逃げだし親戚を点々とする彼らを役者であるオラフが変装しながら追いかけていく。
卑劣なオラフの罠を三人の力をあわせて乗り切っていき、両親が死んだ謎を解いてゆくというお話。
とにかく、独特の雰囲気と世界観を持った作品でした。
風景という風景がどこか絵本チックというか、見渡す限り荒野の中ぽつんとある雑貨屋とか切り立った崖の上に今にも崩れそうに建っている家とか、セットなんだかCGなんだか分からないですが、現実感が全然ない雰囲気を出しているのが逆に作品にあっていたと思います。
また、演技過剰でおなじみのジムキャリーの演技も役にぴったりでいい味を出しています。変装をしては三人に近づくジムキャリーのなんともいえないバレバレ感とかが良かったです。
不幸せということで、劇中では三人全く笑顔を見せません。作品も何となく暗い色使いのシーンが多く、音楽も雰囲気も不幸を連想させる感じであるんですが、それでも楽しく見れるのはジムキャリーの演技もありますが、三人の絆の強さが演じ切れていたからではないでしょうか。
結構面白かったのでオススメの作品です。
ちょっと内容が少なく終わり方も中途半端な気もしますが、原作は全13巻あるみたいなのでその中からエピソードを抜粋って感じなんでしょう。原作へ続く・・・という雰囲気を残す、原作を読んでみたくなる作品でした。
ちなみに、公式サイトにリンクを貼りましたけど、ストーリーは読めないほうが良いかもしれません。どういう了見か知りませんが、粗筋どころか全体の
90%が書かれてしまっているので、ネタバレ必死です。
もし、それでもホームページを見るのでしたら、長女ヴァイオレットに注目。
彼女・・・
すっごい
僕の好み
好きなんですよ。いや、顔がとか役者としてとかって訳ではなくて。
なんて言うんですかね?聡明で、不幸で、陰鬱な感じがいいんですよ。
格好もゴシック調って言うんですかね?袖の部分がレースになってたり、背中や胸の部分を紐で締めるあの格好好きです。
決して、
隣を歩いて欲しくありませんけど。
見てるのと、知り合いになるのは別って感じです。
あ、別に誰も僕の好みになんて興味ないですね。失礼しました。
そういえば、この長女ヴァイオレット役のエミリー・ブラウニングって子ゴーストシップでも不幸の死を遂げた女の子の幽霊役を演じていたな。陰鬱な雰囲気の似合う役者さんを目指しているんですかね?
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MSYAはエミリー・ブラウニングを応援します。みなさんは記事を書いている途中に、話のオチが思い浮かばなかったので苦し紛れに自分の性癖暴露を試みてみた僕を出来たら応援してください。